短期集中治療

INTENSIVE CARE

短期集中治療|【公式】多摩府中うめはら歯科|府中市、多摩地区の歯医者|土日診療

INTENSIVE CARE

短期集中治療

貸し切り歯医者(通院期間と回数を短縮したい方向け)

診療室

通常、歯科医院の治療においては30~60分のご予約が一般的です。中には、保険診療の場合は15分程度という歯科医院も少なくありません。当院では、患者様一人ひとりに丁寧な治療を提供するため、保険治療で30〜45分、自由診療では1時間以上と、長めの時間をお取りして治療を行っております。

しかし、これだけきちんと時間を取ったからといって、「治療期間が短縮」されるわけではありません。治療期間を短縮するためには、通常2〜3回かけて行う治療を1回にまとめる必要があるのです。これを可能としたのが当院の「貸し切り歯医者」です。

治療の進行 1回の治療時間 治療費用(税込)
2倍速治療
※1日2時間歯科医師貸し切り
2時間 44,000円+治療費
4倍速治療
※1日4時間歯科医師貸し切り
4時間 88,000円+治療費
8倍速治療
※1日8時間歯科医師貸し切り
8時間 172,000円+治療費
別途鎮静麻酔
※歯科麻酔を手配した場合
75,000円+税
※内容に応じてお見積りします。

※倍速は実際の治療の期間を指すものではありません。

静脈内鎮静法について
(歯科治療に対して痛みや怖さがある方向け)

患者の問診を行う歯科衛生士

歯科治療には怖い、痛いなど不安を持って来院される患者様も多くいらっしゃいます。そんな不安緊張などを薬の力を使って最小限にして治療を受けてもらう方法が鎮静法です。笑気ガスを使用するのが吸入鎮静、点滴から薬を投与するのが静脈内鎮静法です。治療中の音、振動、臭い、雰囲気が嫌だという患者様にとってそういった不快感が軽減できるかと思います。全身麻酔とは違うため、意識は少し残した状態で治療します。

メリット
  • 過度な緊張が和らいだ状態で治療が受けられる。
  • 痛みによって起こる迷走神経反射(治療中意識を失う)や緊張で起こる過換気症候群などの偶発症の予防につながる。
  • 薬の種類によっては健忘作用(麻酔中の記憶を忘れてしまう)を期待できる。
  • 意識は残るので呼吸が浅くなったりしにくい。
  • 嘔吐反射(吐きたくなる感覚)などの反射が少なくなる。
  • 血圧や何か体の変化にも点滴の薬にてすぐに対応できる。
デメリット
  • 点滴が必要になる。
  • 嘔吐反射等は完全には消すことが難しい。
  • 妊娠中の方、睡眠時無呼吸症重度の方は行えない。
  • 呼吸が浅くなることがある。

静脈内鎮静法を使用した施術時の注意点

  • 一時的に深鎮静になり、誤嚥(気管に異物が入ってしまう)などのリスクがあるので術前飲水食事摂取制限があります。
  • 水・お茶は2時間前まで
  • 食事は8時間前まで
    3-1. 一回の鎮静麻酔は2〜3時間程度になります。
    3-2. 術後、眠気やふらつきが生じることがありますので、来院には公共交通機関やタクシー、お迎えに来ていただいております。
  • 鎮静麻酔ご希望の場合、別途費用がかかります(75,000円+税)

静脈内鎮静法を使った集中治療
(自由診療)

眠っているかのような状態でまとめて治療を進めます

患者の歯のクリーニングを行う歯科衛生士

診療室

  • 一度に主要な治療を終らせるので、一気に短期集中で快適に治療を受けたい方
  • 歯科恐怖症の(局所麻酔が苦手、治療の音が苦手など)ある方
  • 歯医者が嫌いで歯科治療を敬遠されておられる方

眠っているような状態で治療を行うため、あっという間に終ったと思えます。通常の治療が行えない方に、快適さと満足を提供するための治療です。

短期集中歯科治療は、複数の治療をまとめて行う治療であり、すべての治療が1日で終わるというものではりません。
治療開始前に、麻酔費用+歯科医師の拘束時間に応じた費用+補綴(治療)代をお見積りにてご提示いたします。カウンセリングを通じて患者様ごとの悩みやご都合を考慮し、オーダーメイドの治療法をご提案しています。

今まで怖くて歯科治療が受けられなかった方、
府中市、東京都以外の遠方から通院予定の方、お忙しくて何度も通う時間が取れない方、
お気軽にご相談ください。

よくある質問

短期集中治療ってなんですか?
歯医者が苦手(音が怖い、治療が痛そう)だったり、口に中に器具を入れられると嘔吐反射を起こしてしまう方、子育てやお仕事が忙しく、お口の中が悪いのは分かっているけど、なかなか歯医者に通えないなど、様々な理由で歯医者での治療が困難な方に対し、鎮静麻酔を用いたり、通常よりたくさん時間を取ることによって一度にまとめて治療を行う方法です。歯科治療が苦手な方や、なかなか時間が取れない方から喜ばれる治療です。
鎮静麻酔ってなんですか?
正式には静脈内鎮静法という麻酔で、緊張、不安、恐怖などを落ち着かせ、安全な治療のために使用する麻酔です。全身麻酔と違い、完全に眠ってしまうのではなく、うとうとしたようなぼんやりした状態になります。適切な管理がなされていれば危険なものではなく、自発呼吸が保たれ、比較的すぐに麻酔から覚めます。
麻酔にはどんな薬剤が使われるの?
大きく分けて2つあります。
1.ベンゾジアゼピン系
鎮静、抗不安、筋弛緩、健忘作用などがあります。この薬剤を使用するリスクとしては、呼吸抑制を起こしてしまうことがあり、一時的に血液中の酸素の飽和度が低下することがあります。よって高齢者や肺に疾患のある方、睡眠時無呼吸症候群の方には呼吸を確認することが重要です。
また、血圧が下がることもありますが、適切にゆっくりと作用させれば影響は少ないと言われています。
2.プロポフォール
鎮静、催眠作用があります。嘔吐反射も抑制できます。こちらも呼吸系と血圧へのリスクがあります。またプロポフォールの注入時に血管に痛みがあるのと、卵アレルギーの方には使えません。
歯医者に行くといつも15〜30分くらいで治療が終わるんだけどもっと長くやってくれないの?
多くの歯科医が患者様のために長く時間を確保して治療したいと思っていると思います。しかし、保険治療の場合、費用や使える材料などの制約から、どうしてもできることや時間が限られてしまいます。
当院では、どのような治療であっても、非常に軽度のもの以外は約30~60分の時間を確保して治療させていただきます。
しかし、それ以上の治療の短縮をご希望の方に、貸切歯医者という形で、120分、240分、480分と時間を確保させていただきます(治療費は別途必要となります)。

当院の静脈内鎮静法は下記ガイドラインに即して行っています。
一般社団法人日本歯科麻酔学会 ガイドライン策定委員会 静脈内鎮静法ガイドライン策定作業部会

SUPERVISOR

監修歯科医師

略歴

2006年 北海道大学歯学部卒業
2007年 北海道大学病院研修医修了
2011年 東京医科歯科大学 大学院卒業(部分床義歯補綴学講座、口腔病理学講座)
2017年 多摩府中うめはら歯科 開業
2021年 医療法人社団TFUD 設立
2023年 多摩府中うめはら歯科南口院 開業

院長のプロフィールをみる

医療法人社団TFUD理事長梅原康佑

医療法人社団TFUD
理事長 梅原康佑

ページのTOPへ戻る